エイベックスは、小学生の放課後時間を活用し新たな体験機会を提供するプログラム「avex kids challenge」を、5月28日に港区立芝浦アイランド児童高齢者交流プラザで実施しました。サステナビリティポリシーである「未来の才能と、未知の感動への貢献」に対する取り組みの一つです。
小学生は、長期休暇や放課後といった学校外の時間を年間約1,600時間過ごしていると言われています。学校で過ごす時間よりも約400時間多いこの時間を、安全にそして有意義に過ごすために、学童施設で放課後を過ごす児童が多くいます。
本企画は、エイベックスがダンスや音楽領域で提供してきた育成メソッドをもとに、放課後の自由な時間を使って、無料で気軽に本物を体験する機会をつくることで、未経験のことに挑戦するワクワク感・やればできるというちょっとした成功体験を経験して欲しいという想いから実現しました。
当日は、エイベックス・ダンスマスター公認インストラクターのReecoが講師を務めました。参加したのは小学1~3年生の20名の児童。チアダンスを習っていたり、少しだけダンスをしたことがある子も数名いましたが、多くの子はこの日が初めてのダンスレッスンだったので、ドキドキした表情を見せながら教室に集まってきてくれました。
最初はReeco先生の自己紹介から。「ダンスを好きになって、ダンスをがんばる自分のことも好きになってほしい」と話す先生をまっすぐな目で見つめる子どもたち。
まずは、ウォーミングアップと簡単なストレッチからスタートです。
体と気持ちがほぐれてきたところで、首のアイソレーションやリズムトレーニングにも挑戦しました。首だけを動かすアイソレーションは普段なかなかやらない初めての動きでしたが、鏡に映る自分を見ながら諦めずに動き続けました。
その後のリズムトレーニングでは、音楽に合わせてリズムを取るのが楽しくて、動きに自信が出てくる様子が伝わってきました。
次に、フォーステップ、ケンチョキという2つのステップを習ってから、いよいよ課題曲に合わせたオリジナルの振付レクチャーへ。
速いテンポの曲にピッタリ合った踊りごたえのある振付です。ここで子どもたちの表情は一気に真剣モードに。先生の動きをよく見ながら、必死にマネしてみます。
約1分間の振付の中には、一人で踊る振付だけじゃなくペアでタッチしたり、フォーメーションチェンジが入っていて、頭を使いながら踊る難しさと、みんなで一緒に踊る楽しさを感じることができました。
最後に、保護者の皆さんの前で発表会をしました。少し緊張しながらも顔を上げて、お友達とのペア振りでは笑顔を見せながら、体を目いっぱい使って一生懸命に踊る姿が、かわいらしく印象的でした。
終わりの挨拶でReeco先生から1人ずつに修了証が渡されると、やり切った表情で嬉しそうに受け取る子どもたち。「初めてやったけど楽しかった」「楽しかったからまたやりたい」とダンスを楽しめた様子でした。
保護者の方からは「最初は人見知りをしてしまったけど最後まで踊ることができました」「以前からダンスを体験して欲しかったので、今日はいい経験ができました」と子どもたちの頑張りに対して温かい感想をいただきました。
また、交流プラザの先生方からは「普段は、動画を視聴しながら踊る簡単なダンスプログラムなので、今回は講師に本格的なダンスを教わることができ、とても貴重で有意義な時間になりました」と、子どもたちが本格的なレッスンに挑戦する姿を見て、先生方にも喜んでいただけました。
【開催概要】
・正式名称:「avex kids challenge」(読み:エイベックス キッズ チャレンジ)
・日時:2025年5月28日(水)14:30-16:00
・場所:東京都港区芝浦アイランド児童高齢者交流プラザ(東京都港区芝浦4-20-1)
・講師:Reeco(エイベックス・ダンスマスター公認インストラクター)
・参加人数:小学校1~3年生20名
エイベックスでは、【「次世代」人材の発掘・育成】をサステナビリティ活動のマテリアリティ(重要課題)と位置づけ、未来を創造する多様な才能を発掘・育成、また自社のイノベーティブなコンテンツを通じ「次世代」を創ることで、持続可能な社会に貢献をしてまいります。