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グループ各社の挑戦と努力を知り、称え、連携する。ライヴステージの熱気にも満ちた社員総会「xeva live」レポート グループ各社の挑戦と努力を知り、称え、連携する。ライヴステージの熱気にも満ちた社員総会「xeva live」レポート

ハイライト

ONOFF

2024年7月、エイベックス・グループの“社員の社員による社員のための社員総会”、題して「xeva live 2024」がTOKYO DOME CITY HALLを舞台に開催された。

本記事では、3年ぶりに催された社内アワード「Really! Mad+Pure Award」や、所属アーティストのライヴパフォーマンスなど、高揚感と一体感でつつまれた会場の模様を、当日司会を務めた鈴木亜美・後藤真希ふたりのショートインタビューとともにレポート。次回の記事では運営に携わった若手社員にこのイベントを振り返ってもらう。

「Really! Mad+Pure」を体現する
エイベックス・グループ社員のあるべき姿

エイベックス・グループの社員総会は、“社員の社員による社員のための総会”ともいわれ、エイベックスを舞台に日々奮闘する社員ひとりひとりの精神性、常にチャレンジを続ける各人の意気込みと功績、そしてこれからも彼らが開拓していくエンタテインメントの未来の可能性が体現される場。「xeva live」という名のとおり、時折ライヴ会場のような熱気に包まれながら、気づけば社員一同の心には、これからも挑戦し続ける原動力となる勇気や自信が宿っている——。

オープニング映像のあと、司会の鈴木亜美と後藤真希がステージに登場。

グループ各社の挑戦と努力を知り、称え、連携する。ライヴステージの熱気にも満ちた社員総会「xeva live」レポート
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圧巻のオープニング映像では、エイベックスのこれまでの歴史がヒット曲とともに紐解かれていった。

そんな歴史をこれからも紡いでいく社員の功績を讃えるアワード『Really! Mad+Pure Award』の表彰から、会はスタートしていく。

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この度、3年ぶりの開催となる『Really! Mad+Pure Award』は、タグライン“Really! Mad+Pure”に沿ったアクションや挑戦を行った、称賛に値する個人・チームが「個人賞」「チーム賞」「ルーキー賞」の3部門で表彰される。

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最優秀個人賞受賞の様子

全ての職種・チームが受賞の対象となり、自薦他薦を問わず100を超える社員・チームがノミネート。最前線で活躍を続けるアーティストのマネジメントや楽曲制作担当、プロモーション担当や事業管理・経理チームなど幅広くノミネートされ、この賞への関心の高さが伺えた。

各賞のトロフィーを授与したCFOの林は、今年のアワードを振り返り「このアワードは、エイベックスのタグライン“Really! Mad+Pure”にもとづき、社内の投票によって日々の仕事ぶりを評価するもの。社内で他の人の仕事を賞賛できる会社は素敵だと思うし、若い方々がステージに上がって感謝を述べている姿もまた素敵だと思った。また来年、選びきれないほどの候補が挙がってくることを期待したい」とコメントした。

アーティストのパフォーマンスを間近で体感
あらためて身を引き締める社員たち

続いては、各社各部署の今期の注力IPの紹介。
音楽事業/アニメ・映像事業それぞれのIPを、各担当者が登壇しプロジェクトにかける自身・チームの思いとともに紹介。

プレゼンだけではなく、実際に社員の前でパフォーマンスまで行われるのが『エイベックスならでは』の社員総会。

ここでは、実際のパフォーマンスを中心にご紹介する。

エイベックス・マネジメント株式会社による発表では、平均年齢13歳、YOSHIKIがプロデュースする楽曲にて今秋デビューする実力派歌唱グループ・美麗-Bi-ray-が登場。

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美麗-Bi-ray-

Emi(美麗-Bi-ray-)は「エイベックスのアーティストとしてこの場に立てて嬉しく思います。わたしたちの恩返しは、たくさんの人に歌声を聞いてもらうことだと思っています」と想いを語った。

エイベックス・マネジメント・エージェンシー株式会社の発表では、一卵性三つ子のシンクロアクロバットパフォーマー・佐藤三兄弟が登場。ステージを縦横無尽に駆け回るパフォーマンスを披露した。

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佐藤三兄弟

また、同社所属のタレント・飯豊まりえがステージにサプライズ登壇し、エイベックス所属当時のエピソード、芝居を始めたきっかけや、仕事への思いを語った。さらに、おすすめのリラックス方法についてのトーク・社員へのコメントなど会場の雰囲気を和ませた。

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飯豊まりえ

エイベックス・クラン株式会社による発表では、今年念願のメジャーデビューを果たした秋元康プロデュースの昭和歌謡&ポップスグループ・SHOW-WAと、引き続きメジャーデビューを目指し活動を続けるMATSURIによるステージが披露された。

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SHOW-WA

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MATSURI

エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社の発表では、日本・韓国でのトレーニング期間を経て今年8月にデビューを果たした8人組グループ・ONE OR EIGHTを紹介。公開10日でYouTubeで1,000万再生に到達した『KAWASAKI』をはじめとするパフォーマンスを披露し、SOUMA(ONE OR EIGHT)は「世界で活躍できるように、全力で頑張りますので、応援の程よろしくお願いします」と意気込みを述べた。

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ONE OR EIGHT

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アイナ・ジ・エンド

ONE OR EIGHTのパフォーマンスによる会場の熱気そのままに、続いては、“楽器を持たないパンクバンド”BiSHの解散後、ソロアーティストやダンサー、女優としても目を見張る活躍を続ける“表現者”、アイナ・ジ・エンドがステージに登場。『Frail』『Love Sick』と話題曲を立て続けに披露し、独自の世界観を立ち昇らせるダンスを織り込んだ圧巻のパフォーマンスを見せた。

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アイナ・ジ・エンド

曲間のMCでは「私は青春時代からエイベックスの歌姫が好きで、車のなかやカラオケで歌うのが大好きでした。いま自分もこうやってエイベックスでお世話になって気がつきました——いつも家族みたいに一緒にいてくれるチームはもちろん、わたしの知らないところでたくさん動いてくださっている人がいること。すべての方々がわたしにとっての“宝者”です」と述べ、自身が作詞作曲した『宝者』を歌い上げてステージを締め括った。

未知数をワクワクに変え、
これからも歴史を積み重ねていく
その主役はここにいる社員ひとりひとり

全プログラム4時間に渡る社員総会も終盤。最後にグループの代表陣が総括。

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代表取締役CFO 林真司

「今という時間は、今突然現れるわけではなく、歴史を積み重ねた結果今がある。今日、未来に可能性のあるアーティストや作品をプレゼンしてもらったとおり、我々の仕事は、才能と出会い、世に出していくこと。それはある日突然に完成するものではなく、それを育てて歴史をつくっていくということが必要だ。そしてそのなかで、我々も一緒に育っていくということを、ぜひ楽しんでもらいたい」

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代表取締役社長CEO 黒岩克巳

「2022年に中期経営計画『avex vision 2027』を掲げ、我々は音楽や映像、アニメといったIPをつくる会社であるという原点回帰的なメッセージを込めた。それから2年半、少しずつ各方面でそれがかたちになってきていると実感している。しかしようやく芽が出てきたところで、どこまで大きな花を咲かせていくのかはこれから。そして花を大きくしていくのは、社員ひとりひとりの情熱によるところが大きい。エンタメ業界では、あらかじめ計算できないような、思いもよらないことが起こるし、それがこの仕事の醍醐味でもある。そんな未知数のようなものにワクワクできる、そんな会社にしていきたいとあらためて感じている」

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代表取締役会長 松浦勝人

「今日の総会を見ながら、創業当時のことを思い出していた。毎月自転車操業を繰り返していたような当時から考えると、今の状況にはいまだに夢を見ているような気さえする。もちろん会社の歴史には、良い時もあれば悪い時もあるし、自分自身の気持ちとしても、まだまだだという思いが強い。しかし今100組以上のアーティストがいて、社員それぞれがアーティストのことを考えて一生懸命やっているのを感じることができた。去年の総会でも話したとおり、個人的には『あとは任せた』という気持ちでいるが、こうして見ていると、『やっぱり中にいるのも楽しそうだな』と感じるのが正直なところ。とはいえこれから先のエイベックスはここにいるみんながつくっていく。僕は後方支援としてみんなを応援していくので、それぞれが今年掲げた目標を叶えて、来年また将来の夢を明るく見られるように、がんばってほしい」

社員ひとりひとりの強い情熱を、
チームで、社内で分かち合って
夢に向かっていける会社

興奮冷めやらぬ会の終わりに、司会を務めた鈴木亜美、後藤真希両氏に、1日の感想を訊いた。自身もエイベックスに籍を置くふたりの目には、この「xeva live 2024」はどんなふうに映ったのだろうか。

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後藤「エイベックスには本当にたくさんのアーティストやタレントがいて、しかもそれぞれタイプの違う人たちが集まっているんだと改めて感じました。今後のみなさんの活躍についてもすごくワクワクしましたし、社員のみなさんもそれぞれが担当するアーティストやタレント、作品に対して愛情を深く持っているのがすごく伝わってきました」

鈴木「時代が進むにつれて、エンタメに求められるレベルというのは高まっていくものだと思うんです。ひと昔前だったらなかっただろうなと思うようなパフォーマンスを、みなさんされているんだなと感じました。みんな個性があって、それぞれがずば抜けていいものを持っているので、見ていて本当に楽しいですし、驚きですね。今エンタメというもの自体が進化しているのを、この総会でも感じることができました」

グループ各社の挑戦と努力を知り、称え、連携する。ライヴステージの熱気にも満ちた社員総会「xeva live」レポート

後藤「やっぱり会社の社員総会でパフォーマンスを間近で見るっていうのはすごい体験だと思うし、社員のみなさんもあらためて背中を押される気持ちになったんじゃないかなと思います」

ではふたりにとって、今、エイベックスという会社はどんな風に見えているのだろうか。

後藤「私も亜美ちゃんも、元々違う事務所にいてエイベックスに入ったんですけど、自分がはじめに思っていたエイベックスのイメージって、音楽業界をリードしている遠い存在みたいな…そんなイメージで、ちょっとビクビクしながらエイベックスに入ってきたんですけど。もう10数年エイベックスにいて今感じるのは、スタッフもアーティストもすごくやる気があって、そういうやる気を出させてくれるようなパワーを各チームがそれぞれに持っているような、そんな印象があります」

グループ各社の挑戦と努力を知り、称え、連携する。ライヴステージの熱気にも満ちた社員総会「xeva live」レポート

鈴木「そう。アーティストがひとり歩きしてないっていうか。私もそこがエイベックスの大きな魅力だなと思っています。なんでも常に話し合って、本当に家族みたいに、同じものをつくって、同じ夢を一緒に叶えていく。そういう気持ちがスタッフさんたちも強いですし、私もそういう場にいると助けられることが多いです。アーティストやタレントが自分では気付けない魅力に気付かせてくれるような。新しくなにかが開花するためのヒントを探して渡してくれるんですよね。それはたぶん社員のみなさんひとりひとりが、エンタテイメントを心から好きだからなんだと思います」

最後に、これから先の未来のエイベックスに対しての期待についても語ってもらった。

後藤「やっぱり音楽といったらエイベックスだよね、というふうに世の中の人たちから思ってもらえて、この会社に関わるみなさんで絶えず盛り上がっていけたらいいなと思います。自分も歌を歌っているので、それも楽しんで取り組んでいきたいと思っています」

鈴木「今は音楽アーティストだけでなくタレントももちろん多いですし、テレビやSNSなどを通して、会社がもっと身近な存在になっていけるといいなと思います」

後藤「あとは、やっぱりグループ社内に本当にいろんなチームがあって、それらがひとつに結束していけるのがエイベックスの強さだと思うので、まずは各チームが同じ夢を持って、そこにたどり着けるように頑張って、それが社内に連鎖して大きく団結していくような魅力を、これからも持ち続けてほしいですね」

この会社に関わるひとりひとりが、立場は違ってもそれぞれの努力と挑戦を日々続けていることを知り、部署や職種の垣根を超えてつながっていくことで、さらなる可能性が見えてくる。

この社員総会「xeva live」を通して、そんなことを実感できた社員も多かったはずだ。

次回の記事では運営に携わった若手社員に「xeva live 2024」で感じられたエイベックスグループ社員としての誇りや気概について語ってもらう。

こんな内容

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