7月12日、プロラグビー選手・田村優(横浜キヤノンイーグルス)が、「才能や夢を信じる力」の大切さを伝える出張授業プログラム「avex class」に講師として初登壇し、福島県立福島南高等学校の高校1年生約160名の生徒に向けてキャリア教育の授業を行いました。今回「高校に入学したばかりで自分の進路に迷う生徒たちにヒントが欲しい」という同校からの依頼を受け、高校時代からラグビーを始め、日本代表に上り詰めた田村による授業が実現しました。
講師を務めた田村は、ラグビーを始めた高校時代を振り返りながら「できないことを苦と思わずに、没頭して楽しく続けていった結果、プロの道につながった」と話しました。
後半は、2019年のラグビーワールドカップでスタンドオフという司令塔のポジションを担ったことについて触れ、「チームで共通の目標を追うのは難しいこともあるけど、さまざまな性格・ポジション・国籍の15人がチームになって、ひとつの目標に向かっていくことが楽しい」と語った。また、試合で苦しい局面を迎えたときには「必ずチームが勝てるチャンスはどこかにある。負けるとは思っていなくて、心の持ちようでそれを逆境と感じるか感じないかは変わってくる」と、自身の経験談を元にピンチに立ち向かう方法をアドバイスしました。
さらに、質疑応答で努力し続ける秘訣について問われると、「ラグビーに関してできないことがある自分が嫌だったので、できなかったことをできるようにしたいという思いで行動していた。好きなことをしているうちに、"努力している"という感覚はなくなっていくものだと思う」と回答。好きなことへの向き合い方について生徒に熱いメッセージを送りました。
最後は、困難の乗り越え方に関して「一年後にはつらいことも忘れる。つらいのは一瞬、楽しいのは一生。」と話し、印象的な言葉で授業を締めくくりました。
【開催概要】
・正式名称:「avex class」(読み:エイベックス クラス)
・日時:2024年7月12日(金) 13:10~14:30
・場所:福島県立福島南高等学校(福島県福島市渡利字七社宮17)
・登壇者:田村優(横浜キヤノンイーグルス)、橘ゆりか(司会)
・参加人数:約160名(高校1年生)
エイベックスでは、【「次世代」人材の発掘・育成】をサステナビリティ活動のマテリアリティ(重要課題)と位置づけ、未来を創造する多様な才能を発掘・育成、また自社のイノベーティブなコンテンツを通じ「次世代」を創ることで、持続可能な社会に貢献をしてまいります。