10月5日から13日、エイベックス・ライヴ・クリエイティヴが制作するミュージカル『燃ゆる暗闇にて』にて、アーツカウンシル東京の助成金制度「東京芸術文化鑑賞サポート助成」を活用したバリアフリー上演を実施しました。
舞台袖での台詞・楽曲等の手話通訳
「鑑賞サポート」は、誰もが芸術文化に触れることができる社会の実現に向けて、東京都が音楽や演劇、映画や美術を鑑賞・参加する手話通訳や音声ガイド機といった鑑賞サポートの取り組みに対し、ある一定の金額を上限に経費を全額助成する制度。かねてよりバリアフリーを使って舞台を誰にでも楽しんでもらう方法を思案していたところ、今回の作品が盲学校を舞台にしたストーリーであったことに加え、「鑑賞サポート」の支援を得られたことからバリアフリー上演が実現しました。
『燃ゆる暗闇にて』では、助成金を活用することで計4公演、聴覚または視覚に障害があるお客様に向けたサービスを実施することができ、舞台袖での台詞・楽曲等の手話通訳や字幕サポートの導入、開演前に舞台説明会(セットの位置や舞台の広さ、距離感などの解説)の実施や舞台の様子をライブ実況で行う音声ガイドサービスなどの提供が実現しました。
開演前の舞台説明会
該当公演に来場した方からは
「音声ガイドも舞台説明も大変助けになりました」
「手話通訳がある公演を観劇しました。とても、美しくて、もう一人の演者として、すばらしかったです」
「舞台手話通訳をご導入下さり、誠にありがとうございました。作品をとても楽しめました」
といった声が寄せられおり、誰もがエンタテインメントを楽しめる機会の提供につながりました。
エイベックスでは、エンタテインメントを通じた社会のダイバーシティ&インクルージョンを推進することで、持続可能な社会の実現に貢献します。