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プレスリリース

2019.11.28

エイベックス・エンタテインメント株式会社

エイベックスと朝日新聞社が認知症に備えるための
共同プロジェクト「リバイバル ライフ」を始動

エイベックス・エンタテインメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒岩克巳、以下:AEI)は、株式会社朝日新聞社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:渡辺雅隆 以下:朝日新聞社)と、認知症に備えるためのプロジェクト「リバイバル ライフ(Revival Life)」を共同展開していきます。

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超高齢化が急激に進むなか、いわゆる「団塊の世代」が75歳以上の後期高齢者となる2025年、高齢者の5人に1人が認知症になると言われています。元気で健康な年齢から認知症について正しく理解し、事前に備えることは国民的課題となっています。

ところが、認知症に対しては多くの誤解や偏見があり、高齢者の不安を増大させています。誰もが認知症になり得る時代にあって、認知症になっても安心して暮らせる社会をつくらなければなりませんが、そのためには、正しい知識と心構えが必要です。また、数々の高齢者向けヘルスケアプログラムが世に出ていますが、楽しみながら継続的に取り組めるエンタテインメント性が不足しています。健康であると同時にからだを気遣うことが「義務や我慢」ではなく、楽しく、かっこよくあることが、人生に「活力や感動」を与えてくれることにつながると考えます。

そこでAEIと朝日新聞社は、「リバイバル ライフ」プロジェクトを立ち上げました。朝日新聞社が展開する認知症を「自分事」としたうえで、正しい理解を得ることを目的とした「認知症フレンドリー講座」と、AEIが展開する昭和・平成のヒット曲に合わせて楽しく踊って認知症などに備えるためのダンスプログラム「リバイバル ダンス(Revival Dance)」の両コンテンツを組み合わせた高齢者向けのダンスワークショップを提供します。

「リバイバル ダンス」は、当社グループ所属の人気ダンス&ボーカルユニット TRFのメンバー SAM、ETSU、CHIHARUが専門医などによる監修のもと、1950年〜90年代のヒットソングをメドレーでつなぎ、高齢者でも無理なく、楽しく、かっこよく踊れるダンスプログラムを考案したものです。

朝日新聞社では、創刊140周年記念事業として「認知症フレンドリープロジェクト」を展開しており、認知症とともに生きる人やそのご家族など「当事者」を主体とした記事掲載やイベント、実践を重ねてきました。そのなかで開発した「認知症フレンドリー講座」は、認知症体験VRや本人インタビューなどを活用した「体験型講座」として企業、自治体、学校などの研修や授業に採り入れられ、好評を得ています。

両社は、高齢者の健康や認知症の啓発を目的として、「リバイバル ライフ」プロジェクトの取り組みを、自治体のイベントや企業研修などへの導入を目指し、共同で展開していきます。「学び」と「運動」の両コンテンツを組み合わせることで、認知症の正確な知識を得ることで、運動を実施する意味を理解しながら、自ら継続して取り組めるように導いていきます。さらに来春、自宅などでも、誰でも実践できるDVD教材の発売も予定しています。

なお、「リバイバル ダンス」のワークショップは、来春予定のDVD教材発売までの期間、「認知症フレンドリー講座」の発注と組み合わせていただくことで無料提供します(※)。ダンスの振り付けなどについて、体験者の方々の意見を参考にさせてもらいながら、さらに精度を高めていきたいと考えています。
※「認知症フレンドリー講座」は有料となります(現在、ワークショップ単独のお申し込みは受け付けておりません)。ワークショップのご提供は1月中旬頃からを予定しています。

【「リバイバルライフ」プロジェクト公式サイト】 https://revival-life.jp/
※お問い合わせは、サイト内お問い合わせフォームより、ご連絡ください。

《報道関連からのお問い合わせ》
エイベックス株式会社
広報室 広報ユニット

pr@av.avex.co.jp

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