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2022.12.19

2022年株主様限定ライヴ avex next-gen + a ~ avex shareholders exclusive live ~レポート

2022年11月20日(日)に株主様向けのライヴが3年半ぶりに行われました。学生メンバーとしてサステナビリティ推進室に参加している大学生・大学院生4名が、当日の様子をレポートします。


今回の取り組みについて

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(会場入口の様子)

今回の株主様限定ライヴはサステナビリティ活動の一環として、持続可能なエンタテインメント空間を作るという、次世代型スマートライヴのテストケースの要素を取り入れて実施しました。

具体的には、日本自然エネルギー株式会社が発行する「グリーン電力証書システム」の導入、サステナビリティ素材で制作したチャリティグッズの販売と収益の一部の寄付、そして、サイリウムはライヴ終了後に会場で回収しリユースすることで、使い捨ての場合と比較してゴミの削減を目指しました。

加えて、『「次世代」を創る・届ける』というマテリアリティに添って、これからの活躍が期待される「劇団4ドル50セント」のメンバーが株主様の出迎えと見送りやグッズ販売を担うなど「次世代の才能」に触れる機会も設けられました。
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(会場でグッズ販売を行う、劇団4ドル50セントの安倍 乙)

ライヴの途中では、エイベックスのサステナビリティや、今回のライヴでの取り組みなどを紹介する映像が上映され「サステナビリティに興味はあるけどまだよくわからない」という株主様にも、概要を知っていただくことができたのではないかと思いました。この映像の中で「コロナ禍になってすぐはエンタメは不要不急だと思われていましたが、3年のコロナ禍で違うなと全世界が気づいた。私たちには暇、余白、余韻、余剰みたいなものが必要だとわかった」という古坂大魔王さんのコメントがとても印象に残りました。


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(ライヴフィナーレの様子)

アーティストの皆さんと、ファンの皆さんが一緒にいる場作り、環境にも人にも優しいエンタテインメントのあり方を考え、持続可能な社会のためのエンタテインメント活用方法について考えるきっかけになりました。

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レポート:(左から)大野・渡部


環境負荷を軽減する素材を使用した会場限定グッズについて


当日、会場で販売したサステナビリティグッズについてレポートします。

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①「竹の素材が練り込まれたタンブラー」(写真左)
タンブラーにバンブーファイバーを使用することで、合成樹脂の使用量を減らすことができます。また繰り返し使用できるタンブラーは、資源の節約に繋がります。
また、これらの商品は、包装にも工夫をしており、最低限の包装で済むような工夫をしています。

②「フェアトレードオーガニックコットン製のトートバッグ」(写真右)

フェアトレード認証生産者から基準にしたがって調達されたオーガニックコットンを用いています。この製品を購入・使用することで、発展途上国のコットン生産者が自らの力で、地域社会と生産環境を改善し、持続可能な未来を切り開くことに貢献することができます。

グッズの企画を担当したサステナビリティ推進室メンバーに聞きました。
「参加される株主様の年齢層やお手ごろな値段、エンタテインメントを楽しんでもらいつつ、環境に配慮できるようにと試行錯誤を重ね、多くの選択肢の中から、こちらの2つを選定しました」とのこと。こちらの商品の収益の一部は一般社団法人Empower Childrenに寄付され、小児がんと戦う子供たちのもとに届くそうです。

ちなみに、竹は成長期になると一晩で1m成長することもあり、世界で最も成長が早い植物としてギネスブックにも認定されています。栽培には肥料は不要なため土壌への負担はなく、伐採しても切ったところから新しく成長するので、植え替えの必要もありません。また、プラスチックに劣らない耐久力があるので、プラスチックに代わるサステナブルな素材として注目されています。
そして、オーガニックコットンは普通のコットンと違い、栽培の際に農薬や化学肥料を使用しないため、土壌や水質の汚染がとても少ないというメリットがあります。また、農薬や化学肥料を使わないことで、生産者の健康被害が起きにくいというのもオーガニックコットンがサステナブルだと言われる理由の1つです。

商品を購入された株主様にも話を伺いました。
「もうすぐ、孫が誕生日なの。エイベックスのタレントが大好きだから、買っていこうと思って」と嬉しそうにトートバックを握りしめていました。他にも「ご家族へのお土産」「ライヴの記念として」「初めての企画だから応援しないと!」など購入のきっかけは様々でした。「今度はタオルが欲しい!」というご意見など、様々なやりとりがあり、笑顔が絶えない物販会場でした。

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(物販会場の様子)

「SDGsに関心はあるんだよね」とおっしゃる株主様もいらっしゃいました。多くのメディアで取り上げられていることが、SDGsの幅広い認知につながってきていると感じました。エイベックスの取り組みに積極的に関与し、持続可能な社会に貢献できるよう、学生メンバー一同頑張っていきたいと考えています。

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レポート:(左から)後藤・林