2023年2月から、才能や夢を信じる力の大切さを伝える出張授業「avex class」を開始。当日のレポートとインタビューを公開しました。
こちらのページでは、avex classの当日の運営に携わった学生メンバー3人のレポートをお届けします。
「持続可能性の本意」
質疑応答でたくさん手が上がり、古坂大魔王さんの問いかけに対して大きな声で返事をしたりと、小学生らしいエネルギーを久しぶりに感じた時間でした。古坂さんのお話が、才能や夢を信じるきっかけになったということはもちろん、普段テレビなどで見るタレントから直接話を聞くという、非日常の空間を通じ、授業後の生徒さんの表情が見違えるように明るくなったのが印象的でした。
私自身、諦めなければ夢は叶う！という言葉はテレビや本で見聞きすることがありますが、実際は諦めることも大事とどこか冷めた目で見ていることもありました。しかし、古坂さんのお話で夢は叶うものだと感じられ、対面のイベントや生の声は人の心を動かす力があると思いました。「時には方向転換しながら」という言葉が特に印象的でした。諦めが必要な時はあるけど、それを方向転換と捉えることで、後ろめたさが軽減される魔法の言葉のように感じられました。
改めてエイベックスがサステナビリティ活動として、｢才能や夢を信じる力｣の大切さを伝えるプログラムを行う意義を考えました。多様な可能性を持つ子どもたちに、自分の将来に希望を抱いて行動してもらうことこそが持続可能性の本意であり、とても素敵なイベントだと思いました。（後藤）
「想いのバトンを繋ぐ場所」
avex classは「想いのバトン」を繋ぐ場所だと感じました。「なんとしてでも実施したい！」という一人の生徒の想いを先生が受け取り、それをエイベックスとアーティストが受け取り、それぞれが最高な空間となるように行動したことで、みんなの想いが詰まったイベントが実現するという、一連の想いのバトンが繋がっていく様子が本当に素敵でした。
一方で、イベント現場に終始緊張感があったことに驚きを感じました。スタッフも現場の生徒と一緒に楽しんでいるイメージがありましたが、実際は、熱気と同時に緊張感に包まれていました。コロナ禍で期待していた高校生活が送れなかった方も多いと思いますが、制約が多い中でも今回のavex classの実現に向け行動を起こす姿や、イベント後の生徒のみなさんの明るい表情にとても感動しました。 （林）
「エンタテインメント×キャリア教育が作る4つの機会」
私は中学生の時は教員になることが夢でした。かつての自分の夢だった教育分野と、今の夢であるエンタテインメントの仕事が掛け合わさった空間に関わることができとても嬉しく感じました。キャリア教育として、avex classが生徒のみなさんに提供したのは以下の4つではないかと考えています。
1.タレント・アーティストと触れ合える
2.自分の内側にある気持ちと向き合う
3.自分の夢を語る
4.夢を叶えるためのヒントを見つける
簡単に会うことができないアーティストと触れられる機会ですので、緊張していた生徒さんも多くいました。エンタテインメントを提供する企業ならではの取り組みであり、未来に繋がる機会なのだと思いました。「自分を知る旅に出る」という夢を掲げた生徒さんを見て、ゴールを描く夢だけではなく、今の自分に必要なことを考えることも、ひとつの夢だと気付かされました。avex classの中で、自分の内側にある気持ちと向き合うことが自然とできているのだと思いました。
この時間を経て、自分の夢を語ることと、夢を叶えるためのヒントを見つけるきっかけを得られたのではないかと思います。また、エンタメ業界で働きたいという生徒さんは、アーティストはもちろん運営スタッフの動きを見ていたことを知り、運営スタッフである私たちも生徒さんの夢に直結していることに嬉しさを感じました。アーティストとの質疑応答を通じ、これからどう生きて行くかのヒントを受け取った方もたくさんいたと思います。スタッフとして参加した私も多くの学びを得ました。教育機関とエンタテインメントが掛け合わさることで、楽しく学び、次世代の子どもたちの生き方や夢が幅広くなっていくことを期待しています。（大野）
※avex classへのお申込みはこちらのページから
