エイベックスのサステナビリティ推進室では、サステナビリティ活動に多様な視点を取り入れる事を目的に、大学生6人が活動に参加しています。
学生メンバーがエイベックスのお仕事やサステナビリティの取り組みとその課題を知るために、様々な事業に携わる社員の皆さんにお話を伺いました。全4回に分けてインタビューの様子をお届けします。
第4弾は、エイベックス・エンタテインメント株式会社 事業開発本部 IP発掘育成アカデミー事業グループの鎌田博さん、八幡裕也さんにお話を伺いました。
IP発掘育成アカデミー事業グループとは
エンタテインメントにおける新たな人材の発掘とその成長をサポートするための事業が行われています。主な事業内容としては、avex artist academyの運営やavex dance masterを中心としたライセンス事業、オンラインレッスン、全国高等学校ダンス部選手権(DCC)など、エンタテインメントにおいて活躍を目指す人材の成長を多方面からサポートしています。
avex artist academyについて
ダンスやボーカルの他、映像や音楽制作、俳優や女優を目指す人のためのコースが用意されており、スターを目指す人材を本格的にサポートしています。academyの入学に選考が設けられたことにより、さらに強い想いを持つ受講生だけが集まるため、切磋琢磨しながら成長が出来る環境が整っています。単に技術を教えるためのアカデミー運営ではなく、スターになることを夢見る受講生の成長を全面的にサポートするための事業であり、スタッフも受講生ひとり一人をよく観察しているというお話を聞き、受講生の強い気持ちを最大限に尊重しようとする姿勢が感じられました。さらに人間性の教育にも力を入れており、一人の人として愛されるアーティストの育成にも力を入れている点が魅力的でした。
全国高等学校ダンス部選手権(DCC)について
日本全国の高校生を対象に開催しているダンス選手権。漢字二文字の作品テーマをダンスで表現して競い合います。漢字二文字の理由は、部員全員が一丸となって一つの作品を完成させるという教育的意義と、世界に誇る日本文化の漢字を大切にするという文化的観点、さらにテーマを設定することで、ダンスに詳しくない観客にも楽しんでもらいやすくなるなど、様々な観点からテーマを設定しています。参加費を無料にすることで、少しでも多くの生徒に大会に参加するチャンスを提供していて、経済的理由で夢を追うことが難しい子どもたちに希望を与えるきっかけになるのではないかと感じました。様々な意義をもって開催されており、高校生だからこそ感じられる情熱や感動が最大の魅力であるというお話しから、観客と出演者双方にとって良い影響のある大会だということを強く感じました。
D.LEAGUEについて
世界中全ての人にダンスがある人生をもたらすことをミッションに掲げる、日本発のプロダンスリーグ。エイベックスはチームオーナーとして参画しており、エイベックスのチームであるavex ROYALBRATSは高いクリエイティビティが強みのチームです。ダンサーの活躍の機会の創出とともに、ダンスというエンタテインメントに人々が触れる機会となる新たな取り組みとして、若い世代を中心に話題を集めています。
©D.LEAGUE23-24
学生のコメント
今回のインタビューの中で、次世代スターの発掘、育成にあたって、スキル面のサポートはもちろんのこと、スターになりたいという想いを大切にしているというお話がとても印象的でした。スターになりたい、活躍したいという強い気持ちを持つ人材は年齢や環境に関係なく、夢を追いかけ、輝き続けているということを聞き、人材の育成にあたってその想いの部分に焦点を当てているところが素敵だなと感じました。エイベックスの原点ともいえるダンスにおいても時代の変化に合わせながら、より多くの人々にダンスに触れる機会を与え続けて、さらに教育的意義や健康面での影響を考慮した事業が展開されており、サステナビリティやマテリアリティへの貢献も感じられました。(千葉)
■エイベックスのサステナビリティ活動紹介動画「教えて古坂大先生!」はこちら