カスタマーハラスメントに関する指針

はじめに

これまでエイベックス・グループは、お客様とのつながりを大切にしながら、多くの感動や新しい体験をお届けすることを目指してきました。その歩みは、日頃より温かいご声援をお寄せくださるお客様に支えられており、心より感謝申し上げます。

お客様からいただくご意見やご要望は、より良いエンタテインメントを創るための大切な財産であり、私たちはこれからも真摯に向き合ってまいります。

その一方で、社員はじめ、共にエンタテインメントを創り出すアーティスト・タレント・俳優・モデル・クリエイターなどが安心して挑戦し、自由な発想で新しい価値を生み出せる環境を守ることも、私たちの重要な責任です。

そうした環境はお客様に新しい驚きや感動をお届けし続けるための大切な基盤であると、私たちは考えています。

本指針は、お客様と社員等双方を尊重し、健全な職場環境を維持することで、これからも心に残るエンタテインメントを提供し続けることを目的として策定するものです。

カスタマーハラスメントの定義

本指針における「お客様等」とは、当社のライヴ・イベント・実店舗等へのご来場・ご来客者様、ECサイトやファンクラブ等を通じて当社のサービスを利用されるお客様、取引先その他当社の事業に関係する方をいいます。

当社は、以下の3つの要件を満たすお客様等からの行為を、カスタマーハラスメントと定義します。

① お客様等による言動であること

② 業務の性質等に照らして、当該要求の内容の妥当性や要求を実現するための手段・態様を踏まえても、社会通念上相当な範囲を超えるものであること

③ 当該言動により、社員等の就業環境が害されること

カスタマーハラスメントの具体例

当社は、以下のようなお客様等の行為は、上記の定義に照らし、カスタマーハラスメントに該当するものと考えます。なお、以下の記載は例示でありこれらに限られるものではありません。

(1)身体的・精神的な攻撃

  • ・暴力、暴行、傷害
  • ・脅迫、威圧的な言動
  • ・誹謗中傷、侮辱、人格を否定する言動、暴言
  • ・差別的な言動
  • ・性的な言動やセクシュアルハラスメント

(2)過度又は不当な要求

  • ・社会通念上相当な範囲を超える謝罪の要求(土下座の要求を含みます。)
  • ・不当な金銭の支払い、過剰な補償、特別な対応等の要求
  • ・合理的な理由のない返金、交換、優遇措置等の要求
  • ・従業員、出演者等の処分、解雇、出演辞退その他人事・事業運営に関する要求
  • ・業務上必要かつ相当な範囲を超える情報開示、調査、説明、検証等の要求

(3)業務を妨げる行為

  • ・長時間にわたる拘束、居座り
  • ・同一内容の問い合わせ、電話、メール、SNS等による執拗な連絡
  • ・業務に支障を及ぼす執拗な要求又はクレーム
  • ・当社業務と関係のない事項に関する要求
  • ・他のお客様等に対する威圧的な言動、迷惑行為その他、当社のサービス提供や他のお客様等の利用を妨げる行為

(4)プライバシー侵害・インターネット上での迷惑行為

  • ・従業員、出演者等の個人情報を無断で公開する行為
  • ・写真、動画、音声等を本人の許可なく撮影、公開又は拡散する行為
  • ・SNS、インターネット等における誹謗中傷、虚偽情報の投稿・拡散
  • ・待ち伏せ、つきまといその他私生活を侵害する行為

(5)従業員・出演者等への不当な要求

  • ・従業員又は出演者等への面会、連絡先の開示その他個人への接触を求める行為
  • ・特定の従業員又は出演者等を指定し、対応を執拗に求める行為
  • ・従業員又は出演者等の私生活や人格に対する過度な干渉

カスタマーハラスメントに対する当社の対応方針

お客様等の要求・言動が本指針に定める「カスタマーハラスメントの定義」に該当すると当社が判断した場合、原則として以降のお客様対応を全てお断りします。また、店舗・イベント会場等においては、必要に応じて退去を求め、以降の入店・入場をお断りする場合があります。

また、必要に応じて、適切な法的措置(警察への通報等を含みます。)を講じ、カスタマーハラスメントに対して毅然と対応します。

当社の取り組み

  • ・本指針による企業姿勢の明確化、従業員への周知・啓発
  • ・カスタマーハラスメントへの対応方法、手順の策定
  • ・従業員への教育・研修の実施
  • ・従業員のための相談・報告体制の整備

お客さまへのお願い

エイベックス・グループは、お客様との信頼関係を大切にしながら、これからも心に残るエンタテインメントをお届けできるよう努めてまいります。

そのため、お客様からのご意見・ご要望には真摯に対応いたしますが、社員等の人格や尊厳を傷つける行為や、カスタマーハラスメントに該当する行為については、毅然と対応いたします。

これからもお客様とともに、新しい驚きや感動を創り続けていくため、本指針へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2026年10月1日制定

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