エイベックス・グループは、「Entertainment×Tech×Global」をキーワードとして、新たなクリエイティヴの創出に挑戦するとともに、グローバルに展開できるアーティスト及びコンテンツの開発・育成に取り組んでいます。
※ IPとは、"Intellectual Properties"の略で、知的財産のことを指します。エンタテインメント分野では、楽曲やアーティスト・タレント、アニメ・映像作品、ゲーム、キャラクター等がIPと呼ばれます。
Snow Manの1stアルバム「Snow Mania S1」がオリコン週間アルバムランキング初登場1位(初週売上:84.1万枚)を獲得し、令和最高となる1stアルバムの初週売上枚数を記録しました。
なお、V6のラストアルバム「Very6 BEST」等の期待作品もリリースしています。
Da-iCE「CITRUS」の1億回再生突破をはじめ、平井 大、Awesome City Clubの好調、BE:FIRSTのヒットを受けて、音楽配信が堅調に推移しています。また、インディーズで実績を持ち、新たにレーベルに加わった話題の新人アーティストである、あたらよ、Chilli Beans.にも活躍が期待されます。
今後もアーティスト発掘と楽曲提供を強化し、サブスクリプションチャートにおけるシェア向上を図っていきます。
2022年3月期中間期において、大型のコンサートやイベントの開催については、新型コロナウイルス感染症の影響で、引き続き制限を受ける状況でしたが、比較的小規模なライヴを積極的に開催することや、各公演の利益体質を見直すことで、ライヴ単体での黒字化を達成しました。
今後も新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら、 許容される範囲の中で、コンサートやイベントをお届けするとともに、海外アーティストの国内公演の再開等も視野に入れて、ライヴ市場全体の回復につなげていきたいと考えています。
モデル・タレント・アクター等の分野では、NHK大河ドラマ「青天を衝け」や連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に出演の川栄李奈を筆頭に、テレビ東京「ひねくれ女のボッチ飯」で自身初主演となる地上波ドラマの主演を果たした飯豊まりえ、2021年上半期タレントCM起用社数ランキング タレント部門で2位にランクインし、日本テレビ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」のドラマ出演でも話題の生見愛瑠、腸活をキーワードに認知を拡大し、「味の素」等の広告にも起用された加治ひとみ等、さまざまな人材が各領域で活躍しています。
今後も次世代のモデル・タレント・アクターを発掘・育成していきます。
「WARPs UP」のサンタ、リキマル、「INTERSECTION」のミカが所属している「INTO1」は、2021年4月のデビュー以降、グローバルブランドを含む大型タイアップに20社起用され、リリースした楽曲もテンセント・東京オリンピックの報道応援ソングに起用される等、アジアを代表するグローバルなボーイズグループとして急成長しています。
また、「INTERSECTION」のケーレンが中国を中心にグローバルで活躍しており、グローバルブランドの広告キャラクターを多数務め、トレンドアワード・アイドル部門の大賞を受賞する等、確固たる人気を獲得し、今後の活動にも注目が集まっています。
2021年4月よりTVアニメ「ゾンビランドサガ リベンジ」が放送を開始し、発売したBlu-rayは、同時期に放送されたアニメのパッケージ作品売上で1位を獲得する等、前作に続き好評を得ることができました。また、エイベックス・グループ初となるアニメ制作の内製化を実現した「マブラヴ オルタネイティヴ」が2021年10月からスタートしました。この作品は国内の地上波放送に加え、映像配信プラットフォームのクランチロールを通じて、グローバルに展開しています。
エイベックス・ピクチャーズ、講談社、集英社、小学館等14社からなるアニメタイムズ社が、2021年8月よりAmazon Prime Videoチャンネルにて、有料サービスのアニメ専門チャンネル「アニメタイムズ」の提供を開始しました。立ち上げから各アニメ媒体やユーザーからの反響も大きく、今後も視聴者や作品に寄り添ったサービスを目標に、注目作品を編成することで、会員登録者数の増加を目指していきます。
期待の若手クリエイターloundrawが監督を務め、マブラヴシリーズを手掛けたアニメスタジオFLAGSHIP LINEが制作する「サマーゴースト」が2021年11月より全国劇場公開されました。また、テレビドラマで話題となった「きのう何食べた?」の劇場版やSnow Manが主演する「おそ松さん」の実写映画化等、話題作品の映画化・劇場公開が決定しています。