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2023.04.05

LIVE EMPOWER CHILDREN 2023 学生メンバーレポート(3/3)〜応援歌キャンペーン最優秀作品賞 ちゃるけんさんインタビュー〜

2月15日に開催された小児がん治療支援チャリティーライヴ「LIVE EMPOWER CHILDREN 2023 supported by 第一生命保険」の当日の様子を、サステナビリティ推進室で活動に携わる大学生・大学院生メンバー4名が三回に分けレポートします。最終回は、応援歌キャンペーンで最優秀作品賞に選ばれたシンガーソングライターちゃるけんさんのインタビューをお届けします。
(レポートの第一回はこちら。第二回はこちら


小児がん治療支援チャリティーライヴ「LIVE EMPOWER CHILDREN 2023」の関連プロジェクトとして、応援歌を募るキャンペーンが行われました。音楽配信代行サービス「BIG UP!」で沢山の楽曲の中から最優秀作品賞に選ばれたのは、シンガーソングライターちゃるけんさんの「世界が変わらなくても」。ライヴ当日のオープニングアクトとして出演されたちゃるけんさんにお話を伺いました。

"「ひとりじゃない」と思う瞬間に生きていれば出会える"
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応募のきっかけを教えてください

このチャリティーイベントを知って、すべての小児がんと闘う子どもたちやご家族の皆様に向けて僕が今表現できる最大限の応援歌を届けたい!と思ったのが応募のきっかけです。少しでも気持ちを和らげたり、これから先も生きていく上で辛いことを乗り越えられるような勇気をお届け出来たらなと思っています。音楽を作ることや表現する活動の中で「受け取ってくれる誰かが居ること」が続けていく理由の中で最も大きなものになっているんです。 

「世界が変わらなくても」を制作する上で工夫したことはどんなことですか?

楽曲を通して明るく、すべての年齢の方に分かりやすく伝わるように歌詞を書きました。サウンドの部分ももちろん聞いて頂きたいんですが、言葉が埋もれないように母音と子音とサウンドの混ざり具合を意識しながら制作しました。

「世界が変わらなくても」を通して、どんなメッセージを伝えたいですか?

「ひとりじゃない」というワードが楽曲の真ん中辺りに入っているのですが、綺麗事と捉えられても嘘くさいと言われても、いつか絶対に綺麗事じゃなく嘘でもなく「ひとりじゃない」と思う瞬間に生きていれば出会えると思っています。大きな世界が変わらなくても、その瞬間に出会えたらあなたの世界はまた美しく変わっていくよ、というメッセージを込めています。

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【学生メンバーのコメント】

ご応募いただいた全曲を聴かせていただく機会がありました。
その時は「世界が変わらなくても」をパソコンで聴いていたのですが、改めてご本人がステージで立って歌っている姿を実際に会場で見ると、メッセージを体感できて胸に沁みるものがありました。
「ひとりじゃない」という一言に、最初は「今の自分」に言い聞かせるように聴いていましたが、インタビューを通して「ひとりじゃない未来の可能性」を歌っていたことを知りました。意味を知った上で聴くと、全然違う歌に聞こえてきて、自分の感性がどんどん磨かれていくような気がします。音楽を通して、その一言に込められた想いやメッセージを想像し、もっと自分の感性を磨く音楽の触れ方をしたいと感じました。(大野)
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「LIVE EMPOWER CHILDREN 2023」×「BIG UP!」応援歌キャンペーンにたくさんの方からご応募いただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。