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株主・投資家の皆様へ Online Report

※2024年10月01日更新

株主・投資家の皆様に向けた社長メッセージや活動内容等をまとめて紹介していきます。
過去のアニュアルレポート、株主通信もこちらに掲載しています。

企業理念・タグライン

企業理念

エンタテインメントの可能性に挑みつづける。

人が持つ無限のクリエイティビティを信じ、多様な才能とともに世界に感動を届ける。
そして、豊かな未来を創造する。

タグライン

Really! Mad+Pure

社長メッセージ

2024年3月期の業績

代表取締役社長CEO
黒岩 克巳

当社グループは、中期経営計画「avex vision 2027」に掲げた数値目標の達成に向けて、価値創造の起点となる「才能と出会い、育てること」を重点に積極的な投資を行い、長期的な成長を目指せる体制を構築するとともに、海外市場に向けた戦略的な取り組みを推進してきました。これらの取り組みにより、各セグメントにおいてIP*の発掘・育成や開発・獲得が進捗し、IPポートフォリオの拡充が進んでいます。また、当社の注力領域を明確化し、経営資源を最適化するために、事業ポートフォリオを戦略的に見直し、中期経営計画を達成するための基盤整理に努めました。

このような中、2024年3月期は、音楽事業の売上増加等により、売上高は1,333億87百万円(前期比9.7%増)となったものの、各事業の売上構成が変化したことによる売上総利益率の低下、ならびにIP創出のための投資を継続したことに伴う売上原価及び販売費及び一般管理費の増加等により、営業利益は12億65百万円(前期比62.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は9億87百万円(前期比64.0%減)となりました。

*IP=Intellectual Property(知的財産)

セグメント別の状況

音楽事業は、ライヴ、Eコマース及びマーチャンダイジングを中心に売上高は増加したものの、セールスミックスによる売上総利益率の低下や、IP創出のための投資を積極的に実施したことにより、営業利益は減益となりました。
アニメ・映像事業は、海外向けセールス及びイベント等のノンパッケージ売上の増加により売上高は増加したものの、作品のセールスミックスの影響等により、赤字での着地となりました。
デジタル事業は、映像配信サービスの合弁会社解消の影響等により、減収減益となりました。
その他事業は、印税収入の増加等により売上高は増加したものの、売上原価及び販売費及び一般管理費の増加等により、営業利益は減益となりました。

中期経営計画「avex vision 2027」の進捗

2年目となる2024年3月期が終了した中期経営計画「avex vision 2027」は、当社の価値創造の起点となる「才能と出会い、育てること」を重点に積極的投資を行い、長期的な成長を実現する体制構築を目指しています。

2024年3月期までの進捗は、将来の成長に向けたIPの発掘・育成における各取り組みが、各領域において概ね順調に進捗しています。一方で、マネタイズにおいては、計画対比での遅れや自社IP開発における費用の超過とともに、アニメ・映像領域におけるビッグヒット創出の遅れという課題があると認識しています。

これらの状況を踏まえて、中期経営計画「avex vision 2027」の目標数値を見直しています。2025年3月期および2027年3月期における業績計画を従来目標より引き下げ、当初2027年3月期の目標として掲げていた営業利益目標150億円は2028年3月期以降での達成を目指し、引き続きIP開発投資を継続していきます。

中期経営計画「avex vision 2027」の概要はこちら

コーポレート・ガバナンスの強化

コーポレート・ガバナンスの強化及び中期経営計画「avex vision 2027」のさらなる推進を図るため、2012年3月期から設置している、取締役の報酬を検討する「報酬委員会」に、取締役の指名に関する役割を追加した「指名・報酬委員会」を設置しました。指名・報酬委員会は、構成員の過半数を独立社外取締役とし、委員長は独立社外取締役の中から合議により選出します。指名・報酬委員会は当社取締役の選解任及び報酬に関する審議を行い、一層の決定プロセスの透明性及び合理性を確保していきます。

また、2024年6月に実施した定時株主総会に向けて、新たに2名の社外取締役候補者を取締役会にて選任し、定時株主総会において決議をいただきました。職歴・年齢・ジェンダー・スキル等、取締役会におけるより一層の多様性を確保し、さらなる実効性の向上に努めてまいります。

2025年3月期の見通しと株主還元

2025年3月期の見通しについては、大型作品のリリースや大型ライヴ公演の減少が予想されることや、引き続きIP創出の投資を実行することを予定していますが、投資したIPのマネタイズが一部始まることや、アニメ領域において増益を予想していることから、営業利益は20億円(当期比58.1%増)を見込んでいます。親会社株主に帰属する当期純利益は、3月に公表した事業の売却に伴う特別利益の計上を見込んでいることから、33億円(当期比234.3%増)を予想としています。

株主還元については、連結配当性向35%以上、1株当たり年間配当金の最低水準50円という配当方針に基づき、2024年3月期の年間配当金は1株当たり50円とさせていただきました。2025年3月期についても、この方針に基づき、1株当たり年間配当金を50円とする予定です。

また、中期経営計画「avex vision 2027」にて開示したキャピタルアロケーション方針に基づき、事業環境、業績の見通しを踏まえ、中長期的な投資余力を確保しつつ、株主還元及び資本効率の向上を図るため、自己株式の取得を決定しました。当社としては過去最大規模となる、取得株式の総数は300万株(発行済株式総数の約6.6%)、取得価額の総額は45億円をそれぞれ上限として設定しています。

業績・財務状況の詳細はこちら 決算短信などのIR資料室はこちら
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事業紹介

音楽事業

ライヴやイベントの企画・制作、チケット販売やマーチャンダイジング、アーティスト・タレント・クリエイターなどのマネジメント、音楽コンテンツの制作・PR・販売、ECサイトの運営などを展開しています。音楽関連のビジネスインフラを集約し、多機能型レーベルとして、アジアをリードするレーベルとなることを目指しています。また、発掘・育成・マネジメントの一貫した体制を構築し、ヒットコンテンツ作りを強化しています。

アニメ・映像事業

アニメーション・実写作品の企画・プロデュースや出資・制作、コンテンツの舞台化や映画化等、当社が強みとする360度ビジネスを展開して売上の最大化を目指すとともに、新たなIPの取得・拡大を図っています。

デジタル事業

ファンクラブの運営、デジタルコンテンツの企画・制作・販売・配信などで各事業との最適化を図っています。
※2025年3月期より音楽事業に統合

その他事業

アジア圏でのライセンスビジネス、コンサート・イベント等の企画・制作、米国での音楽出版、ベンチャー投資など、注力事業とのシナジー創出を目指し、様々な取り組みを行っております。

各事業の詳細はこちら

TOPICS

音楽

Da-iCE 4月リリース「I wonder」ストリーミング全世界累計再生回数が1億回を突破

4月17日に配信リリースした「I wonder」のストリーミング全世界累計再生回数が、自身最速となる4ヶ月での1億回再生を突破しました。「ピッ」というリモコンの振り付けがキャッチーな「#ダイスくる恋ダンス」が人気となり、TikTokでの総再生回数もリリースから約4ヶ月で8億回を突破しています。
今年メジャーデビュー10周年イヤーとなるDa-iCEは、1月に7年ぶりとなる武道館公演を実施。7月より開催中のライヴハウスツアーを経て、11月よりアリーナツアーを開催予定です。

テイラー・スウィフト 海外女性アーティスト初となる東京ドーム4日連続公演を開催

2024年はじめに米国でスタートした「Taylor Swift | The Eras Tour」は、2018年以来5年ぶりとなる来日公演を2024年2月7日から10日まで東京ドームにて開催しました。東京ドームでの4日連続公演は海外女性アーティストとして初となります。
「Taylor Swift | The Eras Tour」日本公演は、AEG Presents Asiaと、エイベックス・エンタテインメントとAEG Presentsとの共同事業であるAEGXが主催し、Taylor Swift Touringがプロデュースしました。

マネジメント

飯豊まりえ ドラマ『何曜日に生まれたの』出演

2023年7月クールより放送開始したABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット『何曜日に生まれたの』に、飯豊まりえがプライムタイム連続ドラマ初主演として出演しました。ドラマ『何曜日に生まれたの』は、優秀番組・個人・団体を顕彰するための「ギャラクシー賞」10月度月間賞を受賞しています。

生見愛瑠 ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』出演

TBS系「火曜ドラマ」枠で2024年4月より放送された『くるり~誰が私と恋をした?~』に生見愛瑠がゴールデン・プライムタイム連続ドラマ初主演として出演しました。生見愛瑠は日経トレンディが選ぶ「2023年 今年の顔」、ORICON NEWS『2023年ブレイク俳優ランキング(女性編)』で年間1位を受賞するなど、活動の場が拡大しています。

アニメ・映像

『天国大魔境』 「Anime Trending Awards」にて年間最優秀賞を受賞

©石黒正数・講談社/天国大魔境製作委員会

2023年4月よりTOKYO MX / MBSほかにて放送されたTVアニメ『天国大魔境』が、米国アニメメディア「Anime Trending」が主催する「Anime Trending Awards」にてアニメ オブ ザ イヤー(年間最優秀賞)を受賞するほか、ベスト背景画賞など5冠を達成しました。

アニメタイムズ 海外展開を拡大

エイベックス・ピクチャーズや出版社・アニメ制作会社からなるアニメタイムズ社は、Amazonが運営するPrime Videoチャンネルのアニメ専門チャンネル 「アニメタイムズ」初のオンラインショップ 「アニメタイムズストア」 を2023年8月に世界約120の国と地域でオープンしました。2023年12月にはインドにおいてもアニメ配信を開始し、海外展開の拡大に取り組んでいます。

グローバル

Avex USA 米国マネジメント事業に参入

Avex USAは、米国のマネジメント会社であるS10 Entertainmentへ戦略投資を実施し、新たにマネジメント事業へ参入しました。S10は、Myke Towers、Normani、Anittaをグローバルヒットアーティストに導いた実績を持つ、米国で高い注目を集める気鋭のマネジメント会社であり、この度の戦略投資を通じてエイベックス・グループのグローバル化と、アーティストの海外展開の加速を図ります。

サウジアラビア王国に現地法人設立

2023年12月、シンガポール子会社を通じてサウジアラビア王国において新会社Avex Saudi Arabia LLCを設立しました。サウジアラビア王国においては未来型花火エンターテインメント「STAR ISLAND」をはじめ、国民的イベントである「ジェッダ・シーズン」において日本の人気アニメコンテンツを一同に終結させた体験型イベントエリア「アニメビレッジ」をプロデュースするなど、ビジネスの実績を作っており、中東におけるさらなるビジネスの拡大を図ります。

コーポレート

FC町田ゼルビアとトップパートナー契約を締結

エイベックスは、2024年2月に株式会社ゼルビアが運営するJリーグプロサッカークラブ「FC町田ゼルビア」とトップパートナー契約を締結しました。FC町田ゼルビアのホームタウンである東京都町田市は、エイベックスの創業地でもあり、サッカーを通じた社会貢献や地域貢献に努めるクラブの姿勢に賛同し、クラブ史上初のJ1リーグの舞台となる2024年シーズンのサポートを行います。

ジョブ型の新人事制度を開始

2024年1月より、グループ従業員を対象として等級・報酬制度などを刷新した新人事制度「ジョブ型人事制度」を開始しました。グループにおけるそれぞれの職務の特性が異なることを加味し、難易度・希少性・業界水準などの指標を元に、職務ごとに決定されたジョブグレードに応じて報酬が決定する設計としており、職務要件定義や業務内容、必要となるスキル等を可視化することで、個々のキャリア自律を促し、多様なキャリアパスの実現を目指します。

業績・財務状況

売上高

(百万円)

売上高(連結)
 2021/032022/032023/032024/032025/03
1Q14,10819,41728,47331,97325,548
2Q34,27946,30454,06064,355-
3Q54,70776,03285,52594,382-
4Q81,52798,437121,561133,387-

営業利益

(百万円)

営業利益(連結)
 2021/032022/032023/032024/032025/03
1Q△1,0542622,2881,881△1,281
2Q△2,2292,6343,6192,167-
3Q△3,6103,9263,3441,577-
4Q△6,2782,5823,3851,265-

経常利益

(百万円)

経常利益(連結)
 2021/032022/032023/032024/032025/03
1Q△1,3092082,2501,985△1,236
2Q△2,5572,6233,7712,186-
3Q△3,8154,0123,3511,305-
4Q△6,5382,3514,0551,137-

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

親会社株主に帰属する当期純利益(連結)
 2021/032022/032023/032024/032025/03
1Q△1,704111,6752,7041,834
2Q△3,2891,6123,2072,458-
3Q△4,2842,4072,8261,437-
4Q12,8319192,742987-

純資産

(百万円)

純資産(連結)
 2021/032022/032023/032024/032025/03
1Q47,77259,43560,71259,05557,182
2Q47,20160,92062,35758,655-
3Q43,18963,30861,11256,306-
4Q58,33960,69458,83856,099-

自己資本比率

(%)

自己資本比率(連結)
 2020/032021/032022/032023/032024/03
自己資本比率(連結)38.252.659.253.350.2

総資産

(百万円)

総資産(連結)
 2021/032022/032023/032024/032025/03
1Q111,07194,86398,931105,415104,355
2Q113,08994,438104,625106,279-
3Q121,189104,006106,242112,106-
4Q105,10597,801108,915109,887-

営業活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

営業活動によるキャッシュ・フロー(連結)
 2020/032021/032022/032023/032024/03
通期△4,032△6,480△4,4649,1923,691

投資活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

投資活動によるキャッシュ・フロー(連結)
 2020/032021/032022/032023/032024/03
通期△3,44470,041△3,387△3,131△2,399

財務活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

財務活動によるキャッシュ・フロー(連結)
 2020/032021/032022/032023/032024/03
通期2,659△28,928△314△2,493△2,360

現金及び現金同等物期末残高

(百万円)

現金及び現金同等物の残高(連結)
 2020/032021/032022/032023/032024/03
通期17,95652,65444,67148,14346,933

総資産経常利益率

(%)

総資産経常利益率
 2020/032021/032022/032023/032024/03
総資産経常利益率(連結)2.5△5.82.33.91.4

自己資本当期純利益率

(%)

自己資本当期純利益率
 2020/032021/032022/032023/032024/03
自己資本当期純利益率(連結)△2.325.31.64.71.7
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※各四半期情報は第1四半期から各四半期までの累計情報です

サステナビリティ

サステナビリティポリシー

「未来の才能と、未知の感動への貢献」

私たちは多様な才能と感動が創り出す豊かな未来を信じ、エンタテインメント企業として持続可能な社会に貢献する新たな価値モデルの創造を目指しています。

エンタテインメント企業として「サステナブル(持続可能)な社会」の実現に向けて責任を果たすべく、①「無形の豊かさ」を創る、届ける ②「次世代」を創る、届ける ③「無形の豊かさ」と「次世代」を創るための土台となる組織づくり の3つのマテリアリティ(重要課題)を特定し、さまざまな活動を行っています。

詳細関連情報はこちら

エイベックスの歩み

1988

始まりは小さなアパートから。

1988年4月

東京都町田市で創業輸入レコードの販売を開始

1993年5月

東京都港区南青山に移転

東京都港区南青山に移転

1995年7月

アーティストのマネジメント業務を本格化

1997年10月

自社による音楽パッケージの販売を開始

1998年10月

株式を店頭公開(現JASDAQ上場)

株式を公開

1999

東京証券取引所市場第一部に上場

1999年12月

東京証券取引所市場第一部に上場

2000年1月

ロゴマーク(CI)を変更

新ロゴマークが登場

2002年8月

2002年8月全国サーキット型野外ライヴ「a-nation」がスタート

「a-nation」がスタート 「a-nation」がスタート

2004年10月

株式会社「エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社」と新設会社「エイベックス株式会社」を設立、会社分割により持株会社体制に移行

2009年5月

携帯電話向け動画配信サイト「BeeTV」サービス開始

「BeeTV」サービス開始

2017

新たなタグライン「Really! Mad+Pure」を発表

2017年5月

新たなタグライン「Really! Mad+Pure」を発表

2017年11月

商号、ロゴマーク(CI)を変更

商号、ロゴを変更

2018年6月

松浦CEO、黒岩COO、林CFOの新体制が始動

2022

中期経営計画「avex vision 2027」を発表

2022年5月

中期経営計画「avex vision 2027」を発表

エイベックスの歩みをすべて見る

会社概要

社名 エイベックス株式会社
本社所在地 〒108-0073
東京都港区三田一丁目4番1号 住友不動
産麻布十番ビル(総合受付10F)
設立年月日 1988年4月11日
資本金 46億7,811万700円(2024年3月31日時点)
代表者 代表取締役会長 松浦勝人
代表取締役社長CEO 黒岩克巳
代表取締役CFO 林真司
グループ従業員数 1,538名(2024年3月31日時点)

役員一覧

代表取締役会長

松浦 勝人

代表取締役社長CEO

黒岩 克巳

代表取締役CFO

林 真司

大久保
取締役
(非常勤)

見城 徹

社外取締役

瀧口 友里奈

取締役(監査等委員)

小林 伸之

社外取締役(監査等委員)

杉本 佳英

社外取締役(監査等委員)

安田 恵

執行役員

勝股 英夫

若泉 久央

畑本 誠一

山本 泰弘

柴田 肇

遠藤 日出樹

コーポレート・ガバナンス

当社グループは、2022年5月12日に公表いたしました中期経営計画『avex vision 2027』において、当社グループの活動目的や社会的な存在意義の明確化を目的として新たな企業理念を「エンタテインメントの可能性に挑みつづける。人が持つ無限のクリエイティビティを信じ、多様な才能とともに世界に感動を届ける。そして、豊かな未来を創造する。」と定義いたしました。この企業理念のもと、重点戦略である「多様な地域・多様な分野で “愛される” IPの発掘・育成を目指す」ために、グローバルを見据えた連続性のあるオリジナルIP開発、市場環境に沿った多様なIP開発・発掘とヒットの創出、IP価値を持ったフェス・イベントの開発、長く愛されるアニメ・映像作品のためのIP開発・IP獲得などの主要施策を進めてまいります。

この中期経営計画を推進していくにあたり、株主の皆様ほか、ステークホルダーの方々のご期待とご信頼に応えるためには、より強固なコーポレート・ガバナンスの構築が必須であると考えております。的確な経営の意思決定、迅速かつ適正な業務執行及び充分なモニタリングが機能する経営体制を構築し、あわせて企業倫理の維持・向上を図っていくことが、当社グループのコーポレート・ガバナンスの基本的な考え方であります。

なお、当社は監査等委員会設置会社であり、独立社外取締役が過半数を占める「監査等委員会」を設置しております。監査等委員を取締役会の構成員とすることで、取締役会の監督機能の実効性の確保とコーポレート・ガバナンス体制のさらなる強化を図るとともに、取締役会の業務執行決定権限の一部を取締役に委任することにより監督機能と業務執行の分離を図ることで、迅速な経営意思決定を行い業務執行の機動性向上を目指します。

  • 体制の概要

    当社は監査等委員会設置会社制度を採⽤しており、社外取締役2名を含む3名からなる監査等委員会が取締役の職務執⾏の監査等を⾏っております。

  • 内部統制について

    当社グループは、財務報告の信頼性の確保、業務の有効性・効率性の向上を図るため、内部統制システムを整備、構築しております。

  • 社外取締役

    当社は、社外取締役3名を選任しております。当社においては、社外取締役の選任に当たり、独⽴性に関する基準を定めて独⽴性を判断しております。

  • 役員の報酬等について

    当社は、役員報酬制度を企業価値の向上をもたらす持続的成⻑のためのドライバーとして位置づけております。

  • 会計監査の状況

    当社は、有限責任監査法人トーマツとの間に、会社法及び金融商品取引法に基づく監査を行うことについて監査契約を締結しております。

株式基本情報

株式基本情報

(2024年3月31日現在)

上場取引所
東京証券取引所
プライム市場
証券コード
7860
単元株式数
100株
発行可能株式数
184,631,000株
発行済株式数
45,663,400株
事業年度
4月1日〜
翌3月31日
定時株主総会
毎年6月
期末配当金受領
株主確定日
3月31日
中間配当金受領
株主確定日
9月30日
公告方法
電子公告により行う
公告掲載URLhttps://
avex.com/jp/
ja/public/
koukoku/

※ただし、電子公告によることが出来ない事故、その他のやむを 得ない事由が生じたときは、日本経済新聞に公告いたします。
株主名簿管理人
三井住友信託銀行株式会社
特別口座の口座管理機関機関
三井住友信託銀行株式会社
同連絡先
三井住友信託銀行株式会社
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号
電話 0120-782-031(通話料無料)
同取次窓口
三井住友信託 銀行株式会社 全国各支店

株主の状況

大株主の状況

(2024年3月31日現在)

株主名 持株数(株) 持株比率(%)
株式会社サイバーエージェント 5,500,000 12.15
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 4,806,600 10.62
有限会社ティーズ・キャピタル 3,400,000 7.51
株式会社マックス2000 2,300,000 5.08
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 1,975,100 4.36
株式会社第一興商 1,020,000 2.25
SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT 1,014,273 2.24
THE BANK OF NEW YORK 133652 907,300 2.00
松浦勝人 803,324 1.78
BBH(LUX) FOR FIDELITY FUNDS - JAPAN ADVANTAGE POOL 784,100 1.73
(注)
  1. 上記のほか当社保有の自己株式410,546株があります。
  2. 持株比率は、自己株式を控除して計算しております。
  3. 株式会社マックス2000は、当社代表取締役会長松浦勝人氏が代表取締役を務めております。

所有者別株主分布状況

(2024年3月31日現在)

合計33,145名
合計33,145名
株主数 比率
金融機関 20名 0.06%
金融商品取引業者 31名 0.09%
その他法人(国内) 137名 0.41%
外国法人等 247名 0.74%
個人等 32,709名 98.68%
自己名義 1名 0.00%

所有者別株主分布状況

(2024年3月31日現在)

合計45,663,400株
合計45,663,400株
株式数 比率
金融機関 7,241,184株 15.85%
金融商品取引業者 1,140,143株 2.49%
その他法人(国内) 13,240,737株 28.99%
外国法人等 10,939,653株 23.95%
個人等 12,691,137株 27.79%
自己名義 410,546株 0.89%

資料アーカイブ

以下のリンクから、「過去のOnline report」、「過去のアニュアルレポート」、「過去の株主通信」をご覧いただけます。

Online Report

株主通信

アニュアルレポート

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